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サービスロボットとは?種類ごとの特長やメリット・課題を徹底解説
サービスロボット解説

サービスロボットとは?種類ごとの特長やメリット・課題を徹底解説

2025.03.02 (更新日:2025.03.14)

ビジネスから日常生活まで、暮らしの身近なシーンで見かけるようになったロボット。人と共存し、人力だけでは不可能な作業を実現する存在として、さまざまな業界で活躍するようになりました。ロボット市場は拡大を続けており、今やなくてはならない存在となりつつあります。

今回は、その中でもサービスロボットにスポットライトを当て、種類や導入のメリットを解説します。今後の課題やおすすめのロボット情報も掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

サービスロボットとは

サービスロボットとは

まず、サービスロボットとはどのようなものかを解説します。

サービスロボットの定義

サービスロボットとは、仕事や動作をサポートするために生み出されたロボットのうち、主に小売業や各種サービス業で使用されるものです。なおロボットとは、「NEDOロボット白書2014」において「センサー」「知能・制御系」「駆動系」の3要素の技術を有する知能化した機械システムと定義付けられています。

サービスロボットの有名な例は「Pepper(ペッパーくん)」や、スーパーマーケットで稼働する清掃ロボット。飲食店で活用される配膳ロボットを見かけたことのある方も多いでしょう。運搬や掃除、受付、警備など、さまざまな業務を人間の代わりに全自動で行ってくれる存在です。

サービスロボットと産業用ロボットの違い

サービスロボットと産業用ロボットの違いは、用途の範囲にあります。

サービスロボットは、サービス提供のために使用されるロボット全般を幅広く指す用語です。一方、産業用ロボットは、工場などの生産現場のオートメーションを目的とするロボットに限定されます。そのため、産業用ロボットは、JIS(日本工業規格)で一定の規格や構造などのルールが定められている点が特徴です。

つまり、産業用以外の業務用ロボットは、すべてサービスロボットだと言い換えられます。ただし、産業用ロボットのJIS規格に適合したとしても、それが生産現場の作業代替以外に用いられる場合の分類はサービスロボットです。

サービスロボット市場の最新動向と可能性

先進国における労働力不足が深刻化する現在、幅広い分野での活躍の可能性を秘めたサービスロボットの需要は、今や世界中でうなぎのぼりです。国内における業務用サービスロボットの登録台数は、2022年時点ですでに約158,000台に上り、前年比48%増だといわれています。

デジタルやIT、AIなどの技術が今後進歩する中で、サービスロボットの利便性や汎用性もますます向上し、市場も拡大していくでしょう。

サービスロボットの導入時に使える助成金・補助金

現在、国を挙げてサービスロボットの導入が後押しされています。「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業(通称:ものづくり補助金)」「IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」といった助成・補助制度もあり、利用すれば導入時のイニシャルコストの負担が軽減できます。

サービスロボットの種類一覧

サービスロボットの種類一覧

サービスロボットには、大きく分けて屋内用ロボットと屋外用ロボットの2種類があります。以下では、上記それぞれの特徴をみていきましょう。

屋内用ロボット

屋内用ロボットとは、その名のとおり、室内での利用を前提として作られたロボットです。主に、次のような種類に細分化されています。

  • 配膳・運搬ロボット:荷物運搬や食事の配膳など
  • 清掃ロボット:床の吸引清掃や洗浄など
  • コミュニケーションロボット:受付・接客や顧客との対話など
  • 警備ロボット:フロア巡回や異常察知・警報など
  • 医療ロボット:診断・手術支援や検査分析など

配膳・運搬ロボット:荷物運搬や食事の配膳など

配膳ロボットは、物流拠点や小売店、宿泊施設などにおける顧客の荷物の運搬や、飲食店での料理の配膳を行います。指示や注文に応じて運搬するのはもちろん、進行方向に人や障害物がいてもセンサーで察知して回避行動を取るので安全です。一度に多くの量を安全かつ素早く運べるほか、同時に複数の依頼の処理も可能なことから、人手不足の解消と業務効率アップ、サービスの質向上につながります。

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清掃ロボット:床の吸引清掃や洗浄など

清掃ロボットは、床に落ちているチリ・ホコリの吸引や洗浄など、現場の自動清掃を行うロボットです。別名「ロボット掃除機」とも呼ばれ、オフィス・ビルのほか、飲食店や商業施設、医療機関、工場など、あらゆる現場で活躍しています。

清掃ロボットには、障害物を自動で認識して回避行動を取るほか、清掃箇所の学習機能も搭載。効率的かつ短時間での清掃が可能であり、操作もシンプルで業務の質が均一になるうえ、従業員の負担軽減につながります。また、清掃スタッフの新規採用およびアウトソーシングも不要になり、採用コストや人件費、従業員教育にかかる費用などが最小限になるでしょう。

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コミュニケーションロボット:受付・接客や顧客との対話など

コミュニケーションロボットは、商業施設やオフィス、公共施設などで、人の代わりに受付や顧客との対面接客をこなします。AIで適切な対応を自動的に判断するほか、顔認識機能などが搭載されているロボットもあり、案内から質疑応答まで状況に応じた柔軟な対応が可能です。

コミュニケーションロボットは、人とは異なり接客の質が一律なので、安定したサービスの提供が実現します。24時間対応や多言語対応も容易になり、従業員の負担軽減およびインバウンド対策に効果的です。また、コミュニケーションロボットのキャッチーな見た目や動きは、多くの注目を集めます。宣伝効果が期待できるため、集客の促進にも効果を発揮するでしょう。

警備ロボット:フロア巡回や異常察知・警報など

警備ロボットとは、自動運転での警備を実現するロボットです。オフィスやビル、工場のほか、商業施設や医療施設など、幅広い現場で活躍しています。

警備ロボットは、高機能のカメラ・センサーや、画像認識機能を搭載している点が特徴です。長時間の監視が可能になるだけではなく、AIによる高い判断力で、警備業務の質と効率アップを両立できます。

医療ロボット:診断・手術支援や検査分析など

医療ロボットとは、医療現場で活用される自律型のロボットです。医師や看護師のサポートをメイン業務とし、診断・手術支援や機器運搬、検査分析などを行います。

医療ロボットなら、人の手であれば高度なテクニックを要する繊細な動きも忠実に再現することが可能です。導入すれば、ヒューマンエラーが防止できるうえ、長時間稼働できるため、夜間や緊急時などの対応スピードもアップするでしょう。

また近年は、患者の身体に装着し、機能や動作を補助・改善するサイボーグ型のロボットスーツも誕生し、注目を集めています。

屋外用ロボット

屋外用ロボットとは、屋外の業務・作業をサポートすることを主な目的としています。別名「フィールドロボット」ともいい、ドローンもその一種です。

なお、屋外用ロボットは、次のように細分化されています。

  • 運搬用ロボット:荷物の搬送、移動など
  • 移動用ロボット:人の搬送、無人自動走行など
  • 農業用ロボット:栽培、農薬散布、畜産・搾乳など
  • 建機ロボット:自律機能による掘削、橋・トンネル・水中の維持管理など
  • 災害対応ロボット:現場の応急復旧、レスキュー、状況調査・伝達など

屋外での運搬や移動、建築・農作業用、災害対応用など、さまざまなロボットが活躍中です。

サービスロボットのメリット

サービスロボットのメリット

サービスロボットを導入すれば、次のようなメリットが得られます。

  • 人手不足が解消できる
  • 業務効率がアップする
  • 非対面で接客できる
  • ユニークなサービス提供が可能になる

人手不足が解消できる

人手不足は、現代の構造的な社会問題の一つとなっています。さまざまな業界で労働力が足りていない中、特に深刻なのはサービス産業です。昼夜問わず人の業務を代わりにこなしてくれるサービスロボットを導入すれば、少ない人手でも業務が回せるようになるでしょう。

業務効率がアップする

サービスロボットがこなす動作は、すべて一定です。そのため、効率的な稼働が実現し、業務効率が大幅にアップするでしょう。一方、人の手だと、スタッフのスキルや意識によって業務の質が左右されます。ロボットなら常に一律なので、安定したサービスの提供が可能です。

非対面で接客できる

接客業にサービスロボットを導入することで、顧客と直に対面することなく接客できるようになります。業務効率化につながるほか、感染対策にも効果的です。

ユニークなサービス提供が可能になる

サービスロボットは、視覚的にも人目を引く存在です。ロボット自体が新たなエンターテイメントとなり、顧客へこれまでにないユニークな体験が提供できます。集客および満足度の向上につながるほか、SNSでの拡散効果も期待できるでしょう。

サービスロボット活用における今後の課題

サービスロボット活用における今後の課題

サービスロボットにはたくさんのメリットがある反面、次のような課題も存在します。

  • 現場のリテラシー不足
  • 機能の限界
  • ネットワークおよびセキュリティ対策

現場のリテラシー不足

サービスロボットは多機能で、定期的なメンテナンスも必要です。現場で使いこなすには、IT機器に関する専門的な知識・ノウハウや技術が必要になるケースもありますが、現状では不足している現場も少なくありません。

そこで重要になるポイントが、リテラシーの有無にかかわらず、簡単に設定・操作できる機種を選定すること。また、正しい操作方法が学べる機会を定期的に作るとともに、正しい使い方の周知で安全対策を徹底すれば、活用の幅が広がります。くわえて、AIチャットによる即時対応といった優れたサポート体制を備えたサービスをパートナーに選ぶことで、自社リソースがなくても容易に対応できるようになるでしょう。

機能の限界

ロボットの動作はあくまでもプログラムであり、現状ではまだ限界があります。小売業やサービス産業といった柔軟な対応が求められることの多い業界・業種では、ロボット単独では対処できないシーンもあるでしょう。

トラブル防止のためには、現場に適したサービスロボットを選定することが大切です。くわえて、ロボットにできること・できないことをきちんと理解したうえ、人と協働することが求められます。

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ネットワークおよびセキュリティ対策

不安定なネットワーク環境下では、サービスロボットの稼働に支障をきたす恐れがあります。また、サイバー攻撃や盗難など、セキュリティ面の不安がないとはいい切れません。

サービスロボットを導入する際は、ネットワーク環境を5G(第5世代移動通信システム)といった高性能な設備にアップデートすることをおすすめします。さらに、セキュリティ対策を強化することも、サービスロボットを活用するための必須条件です。

運搬・清掃用のサービスロボットなら「ROBOTI」におまかせ!

運搬・清掃用のサービスロボットなら「ROBOTI」におまかせ!

出典:ROBOTI

ROBOTI」は、運搬・清掃用のサービスロボットを提供するオフィスソリューションです。ここでは、弊社の特徴や選ばれる理由、実際の導入事例を紹介します。

ROBOTIの特長

ROBOTIは、業界トップの品揃えを誇ります。そのため、ニーズや課題、導入場所に応じて、最適なサービスロボットを提案することが可能です。

また、導入前のトライアルや導入時の設定および操作指導、保守まで一気通貫で全面サポートします。購入時には助成金・補助金の最新情報を提供するほか、申請時には手続きをサポートするのでご安心ください。

まずは試してみたいという方へ向け、レンタル事業も展開しています。ぜひお気軽にご相談ください。

ROBOTIの導入事例

◾️クラブコング株式会社 様の事例

トレーニングジムを展開する「クラブコング株式会社」様では、施設内に清掃ロボットを導入。補助金を活用し、イニシャルコストを最小限に抑えて導入しています。人の手だけでは行き届きにくい器具や設備の下の清掃が容易になり、従業員の負担軽減と清掃の質向上という2つの課題を解決しました。

◾️はつはな 様の事例

箱根湯本でホテルを経営する「はつはな」様では、配膳に負担と人手がかかることが課題でした。弊社の配膳ロボットを導入することで、汁物といった不安定なメニューの配膳が容易になったほか、距離のある運搬業務や自動ドアの通過もスムーズになりました。利用客からも好評で、記念写真を撮影する方も多いそうです。

まとめ

現在すでにさまざまな現場で活躍しているサービスロボットは、今後ますますニーズが増えていくでしょう。近い将来、業務遂行のスタンダードなソリューションとなる日が来るかもしれません。

運搬・配膳や清掃といった重労働のルーチンワークの省人化を図りたい方は、ぜひ「ROBOTI」にご相談ください。ただ販売・レンタルするだけではなく、個々の課題や悩みに合わせた総合的な導入支援を提供します。アフターサービスも充実した内容です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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