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配膳ロボットはこんな使い方もできる!基本から応用まで徹底解説

2023.06.09 (更新日:2024.01.15)

最近になり急激に街中で見かける機会が増えた配膳ロボット。しかし、今まで身近でなかったからこそ、使い方を知らない方も多いのではないでしょうか。配膳ロボットは配膳だけに使用するものではありません。今回は、配膳ロボットの基本的な使い方から、応用の使い方まで事例をもとにご紹介します。

配膳ロボットの基本的な4つの使い方

①スピーディーな「配膳」に

まずは出来上がった料理をスピーディーに「配膳する」用途があります。
スタッフが配膳する場合、一度に運搬できる量には限界があり、鉄板料理やお盆であれば、一度に配膳できる量は一つが限界。配膳ロボットは最大60kgの運搬ができるので、お客様を待たせないスピーディーな配膳を実現します。
目的のテーブルに到着したら、料理の受け渡しはスタッフもしくはお客様自身が行うことにより完了します。

「配膳」でロボット使用がおすすめ▼

  • 熱い・重い料理が多い飲食店
  • フロアが広い飲食店・ホテル
  • 感染対策を重視する医療機関や飲食店
  • 多くの人が訪れ回転率を重視する飲食店

②大容量の「下げ膳」に

次に、空の皿や食器を片付ける「下げ膳(バッシング)」の用途。
スタッフが目の前の対応に追われて、なかなかバッシングに手がつけられずお皿が放置されていたり、一度で運べる量に限界があるため回転率が悪くなったり、下げ膳に課題を抱えている飲食店は多いとされます。そこをロボットが担うことで、最大60kgを一度に下げられ、座席回転率向上へ大幅に貢献します。

「下げ膳」でロボット使用がおすすめ▼
  • ビュッフェや回転寿司店など下げる量が多い飲食店やホテル
  • ファミリー層やグループ利用の多いレストラン
  • 洗い場までが遠い飲食店やホテル

③重い荷物の「運搬」に

配膳ロボットは料理の配膳のみならず、日々の運搬作業にも使用されます。
早朝から深夜まで時間を気にせず使用できるので、飲食店・宴会場では翌日のセッティング作業の運搬、開店前の食器・カトラリーの運搬で活躍されるでしょう。
また、オフィス・ショッピングモール・医療機関の運搬作業など、力を借りたい時に自由に使用されています。サービス業のみならず、最近ではDX化を推進するツールとして、オフィスやビル・工場内の運搬でも活躍しています。

「運搬」でロボット使用がおすすめ▼
  • 重いグラスやお盆類の運搬がある飲食店・ホテル
  • 深夜の仕込み・翌日のセッティング作業のある飲食店・ホテル
  • 資材・資料の運搬が頻繁にある施設(医療機関・工場・倉庫・オフィスビル)
  • 女性スタッフや高齢のスタッフが多い施設

④お客様への「案内・宣伝」に

挨拶等の声かけを行ったり、指定の場所へご案内したりできる機種もあります。入り口でロボットが声かけを行うことで、お客様の印象に残ること間違いなしの機能です。
また、ディスプレイを活用してマーケティングツールとしても使用できます。ディスプレイに広告を表示して、飲食店の店舗やショッピングモールを巡回させれば、宣伝効果も抜群です。SNSでの拡散効果も期待できます。

「案内・宣伝」でロボット使用がおすすめ▼
  • 若者やファミリー層の利用が多い飲食店や施設
  • 多くの人が行き交うフロアが広い施設やショッピングモール

こんな使い方もできる!配膳ロボットの使い方【応用編】

一般的に活用される配膳・下げ膳・運搬・案内・宣伝以外にも、多様なシーンでロボットは活用されています。

※対応できない機種もございますので、購入前に導入する機種が対応できるか確認するようにお願いします。

ルームサービス

エレベーターと連携して、自動でエレベーターを呼び出し、指定の場所まで配送できる機種もあります。このエレベーター連携機能は、ホテルにおけるルームサービスやリネン・アメニティの運搬、ウェルカムフルーツの提供などで、活躍が期待されています。加えて、ホテルのみならず、複数階にわたるオフィスビル内のデリバリー・資料運搬などでも使用できます。

対面せずに配送できるため、感染対策の観点、宿泊施設のルームサービスではプライバシー保護の観点でも注目されています。

調味料やカトラリーの呼びかけ巡回

スタッフが毎回実施すると手間のかかる醤油などの調味料やカトラリーの呼びかけもロボットへ代替できます。
ロボットが各テーブルを巡回して、呼びかけを実施することで、お客様にとって必要なタイミングで必要な量だけ手に取れます。

ラストオーダー呼びかけの巡回

手間のかかるラストオーダーの呼びかけもロボットに任せられます。

例えば、ラストオーダー30分前の呼びかけはロボットが巡回し、ラストオーダーの呼びかけはスタッフが直接声をかけるなどして分担すると、効率的にクロージング作業を行えます。スタッフが何度もラストオーダーの声かけをすることはお客様に不快感を与えかねません。そこで、ロボットが店内巡回で「お知らせ」することで、店舗全体に閉店が近いことをお知らせし、クロージング作業がスムーズに進むでしょう。

誕生日配膳

誕生日や特定の祝日にお祝いの曲を流して配膳できる機種もあります。このお祝い配膳は、お客様にとっても思い出に残ること間違いないでしょう。他の店舗との差別化も図れ、注目される機能の一つです。

お名前募集キャンペーン

使い方とは異なりますが、「ロボットのお名前募集キャンペーン」を行う店舗もございます。SNSやアンケートで名前を募ることで、店舗のマスコットキャラクターとしての立ち位置を築けます。このようにお客様を巻き込むことで親近感を醸成でき、その後のロボット使用についての理解促進にもつながることでしょう。

まとめ

  • 配膳ロボットの基本的な4つの使い方
    ①配膳 ②下げ膳 ③運搬 ④案内・宣伝
  • その他応用の使い方として、エレベーターと連携した複数の階への配送、巡回・お祝い配膳など、通常の配膳以外にも使い方は多彩。お名前募集キャンペーンを実施して宣伝する店舗もある。

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