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クレンリネスとは?目標設定のポイントと現場の衛生管理を徹底する5つの具体策
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クレンリネスとは?目標設定のポイントと現場の衛生管理を徹底する5つの具体策

2025.07.11

消費者にとって、清潔さはお店選びの重要な基準となります。そこで注目されている概念こそ「クレンリネス」。集客・リピート施策のほか、従業員満足度の向上にも欠かせない要素であり、店内清掃の徹底が求められます。

今回は、クレンリネスの意味と、徹底によって生まれる効果についてまとめました。目標設定のポイントや、向上の具体策も解説します。

クレンリネスとは

クレンリネスとは

まず、クレンリネスとはどのようなものか確認していきましょう。

クレンリネスの定義

「クレンリネス(Cleanliness)」とは、店内の清潔さおよびそれを保つための取り組みです。外装や内装などの見た目の清潔さはもちろん、細菌・ウイルスや雰囲気といった目には見えない衛生環境の徹底を含みます。

クレンリネスは、飲食店をはじめとする小売・サービス業における基本理念「QSC」の構成要素の一つです。店舗の売上・集客アップやリピーター創出、従業員満足度の向上にも欠かせません。

クレンリネスとクリンネスの違い

クレンリネスとクリンネスの違い

ビジネスシーンにおける衛生管理では、クレンリネスのほか「クリンネス」というワードが存在します。クレンリネスとクリンネスは言葉の響きや意味が似ていますが、厳密には同一ではありません

クレンリネスは、店内を清潔に保つための手段や行動です。一方クリンネス(Cleanness)は、清潔に保たれている空間そのものを指します。

つまりクレンリネスは、クリンネスを達成するために不可欠な過程です。クレンリネスの徹底によって、クリンネスな環境の維持・向上につながります。

クレンリネスの徹底による効果

クレンリネスの徹底による効果

クレンリネスは、消費者および従業員の健康維持・増進を目的とします。職場環境の改善・向上に指標である「3S(整理・整頓・清掃)」との関連性が高く、業務効率化や収益アップ、優秀な人材育成にも影響する要素です。

商業・宿泊施設や飲食店など、不特定多数の人が集まる店舗内には、感染拡大や異物混入などさまざまな衛生リスクが存在します。それを踏まえ、2021年6月1日から、食品衛生法に基づく「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理が制度化されました。

以降、飲食店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアといった食品等事業者では、クレンリネスの徹底が企業義務です。クレンリネスはよりよい店舗運営に必須の概念であり、積極的に取り入れた取り組みの実施が求められます。

クレンリネスの目標設定の要となる3つの指標

クレンリネスの目標設定の要となる3つの指標

クレンリネスの目標設定にあたっては、次の3つのポイントが重要な指標となります。

  • 店内清掃
  • 除菌対策
  • アピアランス意識の向上

店内清掃

クレンリネスの基本は店内清掃です。ゴミや汚れのない清潔な環境を提供することで、企業や店舗のイメージアップにつながります。

ただし、従業員の自主性に任せるのではなく、清掃を制度化し、業務フローに組み込むことが大切です。開店前・閉店後にくわえ、必要に応じて営業中の清掃を徹底しましょう。

除菌対策

クレンリネスには、除菌対策も欠かせない要素です。スタッフへのこまめな手洗いや消毒、備品の除菌を励行することで、感染や食中毒のリスクが軽減します。

特に湿気の多い場所は、細菌やウイルスの温床になるため、器具の乾燥や定期的な店内の換気が欠かせません。

アピアランス意識の向上

アピアランスとは、スタッフの身だしなみを指します。スタッフの身だしなみは、現場の衛生意識の現れです。不衛生な格好だと、いくら除菌対策や清掃を徹底していても、それが顧客に伝わりません。

従業員のアピアランス意識を向上させ、制服やエプロン、手袋などを常に清潔に保つことで、名実ともに高いクレンリネスが実現します。

店内のクレンリネスを向上させる5つの方法

ここでは、店内のクレンリネスを向上させる5つの具体策を紹介します。

1.マニュアルを作成する

クレンリネスに関するルールは、マニュアル化することをおすすめします。衛生観念は個人差が大きいため、自主性に任せると、店舗によってクレンリネスのレベルに差が出るからです。

先述のHACCPを踏まえ、クレンリネスの具体的な手順や頻度を記したマニュアルを作成しましょう。企業としての一定の方針を示せば、衛生品質が均一化します。さらに現場の意見を取り入れ、店舗ごとの性質に合わせて内容を調整することで、クレンリネスの徹底と業務属人化の防止が可能です。

2.チェック体制を整える

クレンリネスに関する業務の周知徹底には、定期的なチェックが肝心です。繰り返しとなりますが、衛生意識は人によってバラつきが大きいといえます。担当スタッフの主観では徹底していると思っていても、顧客目線では不十分かもしれません。

離れた場所からの景観や着席時の様子など、利用者の視点を取り入れた明確なチェック項目を設定することで、客観的な指標に基づいた管理が可能です。チェック体制を整備し、定期的な点検を行えば、店舗ごとの達成度が高められます。

3.社内研修や勉強会を実施する

クレンリネス向上対策は、現場への周知徹底が重要です。食中毒やクラスターの発生といった衛生トラブルは、スタッフの行動や管理不足や不注意が原因となるケースも少なくありません。

社内研修会や勉強会を実施し、スタッフ一人ひとりの衛生意識を高めましょう。

4.社内資格の取得を推奨する

社内資格や専門制度を設置し、現場教育のリーダーとなるスタッフを育成すれば、よりスムーズな浸透が促せます。キャリアアップの機会を提供すれば、従業員のモチベーションアップや愛社精神の醸成にもつながるので一石二鳥です。

5.清掃ロボットを導入する

日常清掃のクレンリネス向上には、清掃ロボットの導入をおすすめします。

店舗にとって、クレンリネスの徹底は集客や売上を左右する重要なファクターとはいえ、清掃はあくまでもサブ業務です。清掃の手順や教育の徹底にくわえ、従業員の負担を軽減してコア業務に専念できる環境づくりが求められます。

そこで推奨されるのが清掃ロボットの運用です。ロボットなら、広範囲をスムーズかつ均一に清掃できるため、従業員の負担軽減および品質向上につながります。また人とは異なり、労働条件を気にする必要がないため、閉店後や夜間など都合のよい時間帯での清掃が可能です。複雑な工程がなく、基本的な操作はボタン一つで完了するので、どのような年代・スキルレベルのスタッフでも容易に使いこなせるでしょう。

まとめ

クレンリネスの徹底は、店舗の適正管理に欠かせない要素です。清掃手順やチェック項目の周知および教育に加え、従業員の負担を軽減してコア業務に専念できる環境づくりが求められます。

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導入時には、トライアルから設定、保守運用まで一気通貫でサポート。導入時はIT関連の補助金・助成金の対象になる場合があるため、その相談も受け付けています。さらに、購入ほか、レンタルも行っており、予算に応じた導入プランが選択可能です。

ROBOTI編集部

【業務用ロボット営業担当】T.K

清掃・配膳など、業務用ロボットの分野で豊富な経験を持つ営業担当。各業界の人手不足やDX推進を背景に、ロボットの導入・活用の最新動向を発信。現場のリアルな事例を交えながら、実際の運用に役立つ情報をお届けします。

【業務用ロボット営業担当】T.K

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