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中小企業省力化投資補助金のメリット・申請方法を徹底解説!【業務用ロボット】

2024.11.25

働き手不足を乗り越える!業務用ロボット導入

 少子高齢化が進み、労働人口の減少が深刻化する日本。中でもサービス業はその影響が顕著で、働き手の確保が企業運営における大きな課題となっています。

 企業が従業員の負担を軽減し、生産性を向上させる方法を模索する中、業務用ロボットの導入が注目されています。特に清掃や配膳での作業において高い効果を発揮しており、ますます多くの業界で業務用ロボットの取り入れが予想されます。

 一方で、業務用ロボットは初期費用がかさみ、人手不足や生産性に課題のある企業ほど導入が難しい状況に。国や自治体は、そうした企業の業務改善を後押しすべく、補助金制度を提供しています。

 今回は、手厚い補助で話題になっている「中小企業省力化投資補助金」について徹底解説します。

中小企業省力化投資補助金とは?

ここでは制度の概要や申請の流れ、必要書類について一気に紹介します。

制度の概要

中小企業省力化投資補助金とは?

 中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業に対し、IoTやロボットなどの汎用製品導入を支援する制度です。業務効率化を促進し、売上拡大・生産性向上を目的としており、コスト削減や、従業員の負担軽減・賃上げにもつながっています。

 補助金対象となる製品が指定されているため、一定以上の品質の製品から選定しやすいのも特徴です。

補助金申請の流れ

 中小企業省力化投資補助金の申請は、大きく5段階に分かれています。

補助金申請の流れ

1.補助金の理解

「公募要領」にて、概要や対象経費、スケジュール、補助対象事業者に該当するかなどを確認しましょう。

補助上限額は企業規模によって異なり、「製品本体の価格」と「導入時に発生する費用」の合計が補助対象となります。

・補助対象について(補助額)

従業員数補助率補助上限額
(大幅な賃上げを行う場合)
5人以下1/2以下200万円(300万円)
6~20人以下500万円(750万円)
21人以下1,000万円(1,500万円)

2.gBizID取得

補助金の電子申請に必要な、gBizIDプライムアカウントを取得しましょう。
gBizIDとは、企業や個人事業主がオンラインで行政手続きを行うために必要な共通認証システムで、申請には取得が必須です。

gBizIDについて詳しくはこちら>

3.製品の選定

カタログから製品の選定を行います。
「製品カタログ」から業種を絞り込むと、対象の製品カテゴリごとに閲覧が可能です。

製品カタログはこちら>

4.販売事業者への連絡

対象製品ごとに記載されている「販売事業者一覧」より販売事業者を選定。
掲載されているサポート窓口電話番号もしくはサポート窓口メールアドレス宛に連絡しましょう。

5.販売事業者と共同申請

申請には、購入者と製品の販売事業者が共同で事業計画を策定することが求められます。申請者である中小企業等と販売事業者は、共同事業実施者として、公募期間内に申請を行います。

一般的には、販売事業者側が主導することが多いため、補助金を検討されている方は一度相談することがおすすめです。

申請時に必要な書類

 補助金の申請には以下の書類が必要です。

カテゴリ必要書類
全事業者共通・従業員名簿(指定様式)
・貸借対照表(前期・前々期)
・損益計算書(前期)
・損益計算書(前々期)
※個人事業主は収支内訳書
法人・履歴事項全部証明書(発行から3カ月以内のもの)
・法人税の納税証明書(直近3期分)
・役員名簿(指定様式)
・株主 ・出資者名簿(指定様式)
個人事業主・確定申告書の控え(第一表 直近1期分)
・所得税の納税証明書(直近1期分)
人手不足・時間外労働時間(指定様式)
・従業員減少の確認用(指定様式)
・求人募集したことを証明する書類
大幅な賃上げ対象者・最低賃金者の賃金台帳(PDF)
省力化計画・指定様式の省力化効果判定シート(販売事業者)

注意点

  • 現状、交付申請時に選択できる製品は1製品のみ。同製品を複数個申請することは可能です。
  • カタログに掲載されていない製品は対象外となります。
  • 補助上限額は交付申請時の従業員数によって決定します。ただし、大幅な賃上げを行う場合、補助上限額を引き上げることが可能です。
  • 実績報告時等に、申請内容に虚偽や実態との乖離が判明した場合には交付決定が取り消される場合があります。

補助金スケジュール

補助金スケジュール

2024年6月25日(火)~随時受付中
※応募・交付申請の利便性向上を図り、早期の省力化を実現するため、当面の間は公募期間は設けず、随時受付。(メンテナンス期間を除く)

採択・交付決定は申請からおよそ1~2ヶ月程度。
当該事業が補助対象となる期間は、原則、交付決定日から12か月以内です。

現時点で補助金申請期日は発表されていませんが、予算上限に到達し次第終了する場合も多く、早めの申請が重要です。

都道府県別の情報

都道府県別の情報

 中小企業省力化投資補助金は、国の補助制度ながら地域ごとに支援内容に若干の違いが。
基本的な補助金の内容や手続きは統一されています。
 都道府県ごとに、補助内容や申請手続きに関する説明会を実施しており、無料で参加可能です。

 各都道府県の支援内容や、説明会の開催概要の詳細については、自治体の説明会ページから最新情報が確認できます​。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2024/240912shoryokuka.html

おわりに

 今回は、中小企業省力化投資補助金について、申請の流れや必要物についてご紹介しました。上手に活用すれば、初期費用がハードルとなり諦めていた製品を導入し、業務効率化を促進できます。
 
  実は、当社のメーカー直販品「中型業務用清掃ロボット RACLEBO」も、中小企業省力化投資補助金のカタログ掲載製品。大型と小型のいいとこどりで、椅子や机の下などの小回りを効かせた清掃〜広範囲の清掃まで対応しており、掃き・水拭き・乾拭きの1台3役でご注目いただいています。

中型業務用清掃ロボット RACLEBO

 ROBOTIは、補助金制度のご相談からロボットの導入、保守運用フォローまで一貫してサポートが可能。すでに、中小企業省力化投資補助金を活用した複数台導入の実績もございます。
 「やることはわかったけど手が回らない」「肝心の製品が決まっていない」など、補助金活用にお困りの方は、お気軽にROBOTIまでご連絡ください。

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