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ルンバと業務用小型清掃ロボットは何が違う?家庭用・業務用を徹底比較!
清掃ロボット解説

ルンバと業務用小型清掃ロボットは何が違う?家庭用・業務用を徹底比較!

2025.11.13

清掃ロボットといえば、「ルンバ」が真っ先に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。家庭用ロボット市場では、ルンバをはじめとする製品が年間100万台以上販売されるほど一般化しています。近年では、その便利さから「飲食店やホテルなどの業務現場でも使えないか」と考える現場担当者も少なくありません。

しかし、家庭用と業務用には明確な違いがあり、目的に応じた選択が欠かせません。本記事では、両者の違いを比較したうえで、実際に業務現場で活用できるかを整理します。

家庭用清掃ロボットと業務用小型清掃ロボットの違い

家庭用清掃ロボットとして知られるルンバにおいて、「業務用小型ロボットとどう違うのか」という問いがよく聞かれます。実際に、家庭用と業務用にはどんな違いがあるのか、ここからは4つの観点で比較して整理します。

1.清掃範囲の違い

<家庭用>
家庭用清掃ロボットの清掃面積の目安はおよそ50〜60㎡。小規模なオフィスや飲食店であれば、日常清掃の一部を担うことが可能です。ただし、100㎡を超えるホールやロビーでは途中充電や複数台運用が前提となります。

<業務用>
業務用清掃ロボットは200〜500㎡の広範囲清掃にも対応できるモデルがあります。人のいない夜間に稼働させられる点は、業務用ならではの特徴です。規模の大きな店舗や複数拠点を運営する施設では、こうした性能が清掃の安定化につながります。

2.吸引力・水拭き機能の有無

<家庭用>
吸引力は平均1,000〜3,000Paほどで、家庭内のホコリや食べこぼし程度なら十分に対応可能。床の汚れが軽い環境では、一定の清掃効果を得られます。ただし、油汚れや飲み物によるシミなど、業務現場特有の頑固な汚れには限界があります。

<業務用>
4,000Pa以上の高い吸引力に加え、水拭きやダブルモップ機能を備えたモデルも多くあります。飲食店の油汚れなども安定して清掃でき、仕上げの手作業を最小限に抑えられるのが特徴です。

3.メンテナンス性と耐久性

<家庭用>
年間300〜400時間程度
の利用を想定して設計されており、日常的な使用には十分対応できます。小規模な店舗や短時間の補助清掃であれば活用可能ですが、飲食店で数時間稼働させるなどは負荷がかかり、故障や買い替えが必要になるケースも見られます。

<業務用>
年間1,500時間以上の稼働を想定し、消耗部品を定期交換することで3年程度稼働するものも。メーカーによるメンテナンス契約や、リモート診断サービスが整備されていることが多く、安定的に長期運用できる点が業務用ならではの安心材料です。

4.導入コストとランニングコスト

<家庭用>
本体価格は5〜10万円程度と比較的導入しやすいです。一方、耐久性の観点から2〜3年で買い替えが必要になる場合があり、人が補う場面も発生。仮に時給1,200円のスタッフが週5日・年間約220日で毎日30分を清掃補助にあてた場合、年間約13万円の人件費が追加で発生します。

<業務用>
業務用清掃ロボットの初期費用は、10万円台から100万円超までと幅があります。これは、清掃面積や吸引力などの性能によって異なるためです。たとえばROBOTIでは、小型モデルは10万円台、広範囲を清掃する大型モデルは100万円前後と、ラインアップが豊富です。1台で数百㎡のフロアを毎日安定して清掃可能なため、人件費や耐久性を含めたトータルコストを考えると、業務用は効率的な投資といえます。

このように、家庭用と業務用の清掃ロボットはそれぞれに適した場面があります。小規模な空間や補助的な利用なら家庭用でも十分に効果を発揮。しかし、広い店舗や日々の清掃負担を軽減したい現場では、業務用を選ぶことで長期的な安心と効率化を実現できます。

ルンバは業務用として使える?家庭用ロボットの強みと限界

家庭用と業務用の違いを整理しましたが、「家庭用ロボットが業務現場でどこまで役立つのか」は、多くの担当者が気になるポイントです。導入のしやすさから試す企業もありますが、実際の現場では想定外の課題も浮かび上がっています。家庭用清掃ロボットは、自動走行とゴミ吸引を兼ね備え、家庭内の範囲では十分な性能を発揮します。また、小規模なオフィスや狭い店舗では、複数台を導入することで部分的に清掃を任せられるケースもあります。

しかし、飲食店やホテルのように広さや汚れの種類が多様な環境では、稼働時間・吸引力・耐久性といった面で限界が見えてきます。実際にROBOTIに寄せられた声として「家庭用ロボット1台では清掃できる範囲に限界があり、広い面積はカバーできない」「吸引力が弱く、ゴミを拾い切れない」といった声も。こうした経験から、「ルンバは補助的な清掃ツールとしては有効だが、メイン清掃を任せるのは難しい」というのが現場の声だと言えます。

「じゃあどこまで任せられるの?」そんな疑問に答えるために、以下のコラムでは家庭用清掃ロボットの「できること・できないこと」を現場目線で詳しく解説しています。実際に飲食店で活用できる範囲や注意点を知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

業務用小型清掃ロボットを選ぶ3つのメリット

では、反対に業務用小型清掃ロボットを導入することでどんなメリットがあるのでしょうか。ここからは、業務用ロボットを選ぶことで得られる主なメリットを、3つに分けて解説します。

1.人材の有効活用と定着率向上

飲食・宿泊業界では「人手不足」と「離職率の高さ」が大きな課題です。実際、厚生労働省の調査によると、飲食サービス業の離職率は30%を超えており、全産業平均(約14%)の2倍以上にのぼります。また、清掃業務は体力的な負担が大きく、早朝や深夜に発生することも多いため、スタッフの不満や疲労につながりやすい仕事です。その結果、せっかく採用した人材が短期間で辞めてしまうケースも少なくありません。

業務用ロボットを導入すれば、このような定型的かつ負担の大きい清掃作業を自動化でき、スタッフは接客や調理補助といった「売上や顧客満足につながるコア業務」に専念。これは単なる効率化にとどまらず、従業員の働きやすさを高め、定着率の改善につながる大きなポイントといえるでしょう。

2.限られた時間の中でも清掃品質が安定

ホテルや飲食店の現場では、「限られた時間の中でどれだけ清掃品質を保てるか」が大きな悩みとなっています。特にホテルではチェックアウトから次のチェックインまでの短い間に、客室清掃・共用部・補充作業などを一度に進める必要があります。飲食店でも、閉店後の短い時間で床清掃からゴミ処理、翌日の仕込みまで対応しなければならず、結果的に清掃が後回しになりがちです。

ROBOTIでは、こうした「時間に追われる清掃現場」を支えるために、業務用清掃ロボットを導入しています。三重県のストーリアホテル様では、17台のロボットを一括導入。ロビーや客室フロアの清掃をロボットに代替したことで、清掃の人員の削減や、客室清掃などの別の業務に集中することが可能になりました。業務用小型ロボットであれば、家庭用には難しい「広範囲かつ長時間の安定稼働」が実現します。

3.清掃品質の均一化とブランド価値向上

飲食店やホテルでは「いつ行っても清潔であること」が顧客満足度に直結します。しかし、アルバイトスタッフや外部委託に頼ると、清掃品質は人によってばらつきが出やすいのが現実です。

業務用ロボットは、毎回同じルートとパワーで稼働するため、安定した品質を保てます。ROBOTIの導入企業では「清掃品質のバラつきに悩む必要がなくなった」「毎日の自動清掃で安定した清潔さを保てている」という声も。特にホテル業界では、ロビーやエントランスの第一印象が口コミ評価に影響するため、「常に安定した清掃品質」はブランド価値を守るうえで大きな投資効果となります。

【まとめ】家庭用と業務用を比較して最適解を選ぶ

ここまで見てきたように、家庭用ロボットは手軽さや導入のしやすさから、小規模施設や補助的な清掃に適しています。一方で、業務用ロボットは長時間稼働や広範囲の清掃を前提に設計されており、品質の安定化や人材活用といった運営面で効果を発揮します。

大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、「自社の環境や課題に合っているか」。現場の清掃状況や人員体制を整理したうえで、最適な選択肢を検討することが、持続的な運営体制につながります。

ROBOTIでは小型ロボットから大型ロボットまで幅広く展開。現場に合わせた最適な機種提案から無料トライアル、導入後の運用サポートまで一貫して対応しています。自社にとっての最適解を見つけてみたいという方は、ぜひROBOTIまでお問い合わせください。

ROBOTI編集部

【業務用ロボット営業担当】T.K

清掃・配膳など、業務用ロボットの分野で豊富な経験を持つ営業担当。各業界の人手不足やDX推進を背景に、ロボットの導入・活用の最新動向を発信。現場のリアルな事例を交えながら、実際の運用に役立つ情報をお届けします。

【業務用ロボット営業担当】T.K

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