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ホテル・旅館や大型施設必見!「人手・ ロボット複数台・EV連携ロボット1台」比較でわかる清掃最適解
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ホテル・旅館や大型施設必見!「人手・ ロボット複数台・EV連携ロボット1台」比較でわかる清掃最適解

2025.09.01

「ロボットの導入を検討しているけれど、本当に自社に最適だろうか?」 そんな疑問をお持ちではありませんか?

たとえば、多層階の施設では、エレベーターと連携してフロア間を自動で移動できるロボットは非常に魅力的です。しかしその一方で、初期費用の高さや設定の複雑さ、万が一の停止リスクなど、導入には注意すべき点もあります。

実は、こうした課題に対しては「ロボットを複数台に分けて運用する」など、別のアプローチで解決できるケースも少なくありません。また、施設の規模や特性によっては、人手による清掃が依然として最も効率的な場合もあります。

本記事では、「人手清掃」「ロボット複数台運用」「EV連携ロボット1台」の3つの清掃体制を比較し、自社の施設や運用に最適な選択肢を見つけるためのヒントをお届けします。

押さえておきたい!多くの施設で採用される3つの清掃体制とは?

清掃体制の検討にあたって、まずは現在多くの施設で採用されている3つの方式の特徴を整理しておきましょう。

① 人手による清掃(清掃スタッフ・外部委託) 

現場の状況や汚れの種類に応じて柔軟に作業できる、最も汎用性の高い清掃方式です。長年の運用実績があり、業種や施設形態を問わず幅広く導入されています。

② 清掃ロボットの複数台運用 

各フロアやエリアに1台ずつロボットを配置し、自動で清掃を行う方式です。小回りが利くコンパクトな機種が採用されるケースが多く、施設のレイアウトにあわせて効率的に稼働できます。

③ エレベーター連携ロボット1台で全館を清掃 

1台のロボットがエレベーターを使用して各フロアを移動し、順に清掃を行う方式です。複数階にわたる清掃をロボット1台でカバーできるのが特徴で、大型施設を中心に採用されています。

このように、それぞれの清掃方式には異なる運用方法と適したシーンがあります。 次章では、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

導入前に知っておきたい!清掃ごとのメリット・デメリット

それぞれの清掃方法について、メリット・デメリットはどのようなものがあるのか。以下で順に見ていきましょう。

人手清掃:柔軟性が高い一方、属人化の懸念も 

柔軟な対応や細かな気配りが必要な現場に強みがありますが、人材確保や教育に継続的なコストがかかり、品質が属人化しやすい傾向もあります。

ロボット複数台:省人化と安定運用のバランスが魅力 

複数台で稼働するため、万が一のトラブル時にも影響が局所にとどまりやすく、運用安定性が高いのが特長です。また、小型を導入すれば、コンパクトな設計で省スペースにも対応します。一方、導入時の台数分の初期コストや管理体制の整備は不可欠です。

EV連携ロボット1台:多層階清掃に強み。ただし運用設計がカギ 

1台で複数フロアをカバーでき、省人化・スペース効率に優れています。一方で、1台が止まると全体に影響が及ぶため、サポート体制やバックアップ運用の検討が必要です。

現場別!おすすめの清掃活用シーンを紹介

ここでは、「それぞれの方式がどのような現場で成果を発揮しやすいか」を具体的にご紹介します。

人手清掃

例:
・畳や段差が多い老舗旅館
・レイアウトが頻繁に変わる宴会場や会議室
・接客を兼ねた清掃が求められる高級ホテル

人による清掃は、レイアウト変更や突発的な対応が求められる現場で強みを発揮します。段差や畳の多い旅館ではロボットが走行しづらく、教育現場では会議室や教室のレイアウトが日々変わることも。また、単なる清掃だけでなく、接客や気配りが求められる高級施設では、スタッフの存在そのものがサービスの一部となります。

ロボット複数台運用

例:
・座席数の多いカフェや飲食店
・営業時間内の清掃が求められる中型ホテル
・トイレ・厨房・ホールなど清掃エリアが多いレストラン

毎日の清掃業務がルーチン化している施設には、小型ロボットの複数台運用がマッチ。たとえばビジネスホテルでは、フロアごとにロボットを常設すれば、時間指定で清掃を行えるため、夜間や早朝の稼働にも柔軟に対応可能です。また飲食チェーンでは、開店前・アイドルタイム・閉店後など、営業に支障を与えず清掃ができるのが大きな魅力です。厨房・トイレ・ホールなど異なる清掃要件の場所を複数台で分担させることで、業務の効率化と衛生レベルの向上が同時に叶います。

EV連携ロボット1台

例:
・フロア数の多い高層階ホテル
・飲食フロアを複数階に展開する複合商業ビル
・大型商業施設

エレベーター連携機能を持つロボットは、階数が多く、清掃範囲が広い施設でその効果を発揮。たとえば中規模以上のホテルでは、1台で全フロアを巡回清掃できるため、深夜や早朝など人手を割きにくい時間帯の清掃に最適です。また、複数階に飲食店舗が並ぶビルでは、移動清掃が必要になる場面も多く、EV連携ロボットであれば、限られた人数でも清掃の質と頻度を維持できます。

実際どの方式が最適?スコアリング診断チャート

清掃方式を決めるヒントになる診断チャートをご用意しました。各質問に答えて、該当するすべての選択肢に点数を加算してみてください(複数該当可)。

Q1. 清掃スタッフの確保状況は?

  • A:安定している →【人手清掃 +1】
  • B:やや不足気味 →【小型ロボット +1】
  • C:ほぼ確保できていない →【小型ロボット +1】【EV連携ロボット +1】

Q2. 清掃対象の階数は?

  • A:1〜2階程度 →【人手清掃 +1】【小型ロボット +1】
  • B:2〜5階 →【小型ロボット +1】【EV連携ロボット +1】
  • C:5階以上、かつエレベーターをよく使う →【EV連携ロボット +1】

Q3. 清掃を行う場所のレイアウトは?

  • A:複雑/段差や畳が多い →【人手清掃 +1】
  • B:フロアごとの形状がシンプル →【小型ロボット +1】【EV連携ロボット +1】
  • C:通路が広く整備されている →【小型ロボット +1】【EV連携ロボット +1】

Q4. 清掃にかけられる予算感は?

  • A:人件費内でまかないたい →【人手清掃 +1】
  • B:中長期的にコスト削減したい →【小型ロボット +1】
  • C:初期投資をしても省人化を進めたい →【EV連携ロボット +1】

診断結果をチェック!

【人手清掃】が最も多い方:
柔軟な対応が求められる施設には最適です。
ただし、スタッフ確保・教育体制の維持が必要です。

【小型ロボット複数台】が最も多い方:
省人化と品質維持を両立したい施設におすすめ。
複数台管理の設計や機種選定が導入成功のカギです。

【EV連携ロボット】が最も多い方:
多層階かつ人手が限られる現場で導入価値の高い選択肢です。
運用設計とメンテナンス体制を整えて導入を進めましょう。

【まとめ】清掃方式は「施設に合った正解」を選ぶ

清掃体制には、万能な「唯一の正解」は存在しません。施設の構造、清掃頻度、人材状況、運用体制など、それぞれの条件を丁寧に見極めることが、自社にとって最適な選択につながります。

特に、EV連携ロボットを検討している施設でも、「ロボットの複数台運用」で同等以上のパフォーマンスが得られるケースも少なくありません。導入後の柔軟性や保守のしやすさを重視するなら、あえてロボットに切り替えるという選択肢も、十分に現実的です。

ROBOTIでは、業務用ロボットの中では珍しい「小型サイズ」のロボットを複数台展開しています。また、清掃対象エリアのヒアリングから機種提案、トライアル導入、補助金申請支援まで、一貫してサポートを行っています。
 
「どの体制が一番現場に合うのか?」を見極めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ROBOTI編集部

【業務用ロボット営業担当】T.K

清掃・配膳など、業務用ロボットの分野で豊富な経験を持つ営業担当。各業界の人手不足やDX推進を背景に、ロボットの導入・活用の最新動向を発信。現場のリアルな事例を交えながら、実際の運用に役立つ情報をお届けします。

【業務用ロボット営業担当】T.K

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