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業務用ロボット掃除機の電気代を3カテゴリでチェック!導入の経済性とコスト削減のコツ
経費削減

業務用ロボット掃除機の電気代を3カテゴリでチェック!導入の経済性とコスト削減のコツ

2025.08.21

企業にとって、オフィスコストにおける大きな固定費となるのが電気代です。ロボット掃除機の導入を検討しているものの、電気代の増加が気になって踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。

今回は、業務用ロボット掃除機にかかる電気代の目安と、その経済性について解説します。電気代を削減するポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

業務用ロボット掃除機の電気代

業務用ロボット掃除機の電気代

まず、業務用ロボット掃除機の運用にかかる電気代を、稼働時・充電時・待機電力の3つに分けてみていきましょう。

稼働1時間あたりの電気代

業務用ロボット掃除機の定格出力(安全かつ安定的に出力できる最大電力量)は、家庭用と同サイズの小型で30W〜、大型は1000W以上が一般的です。上記の条件を基に電力料金単価31円/kWhで換算すると、1時間あたり約0.93〜31円の電気代がかかります。

充電時にかかる電気代

業務用ロボット掃除機のバッテリー容量は、5,000〜10,000mAh程度が目安です。また一般的な業務用ロボット掃除機の電圧は、30V程度となっています。ここでは、バッテリー容量10,000mAhの機種を充電すると仮定し、フル充電に必要な電力量を計算してみましょう。

1.10,000mAhを「Ah」に換算する
1Ah=1,000mAh
よって10,000mAh=10Ah

2.電力量を計算する
「Wh(電力量)=V×Ah」
30V×10Ah=300Wh

3.300WhをkWhに換算する
1kWh=1,000Wh
よって300Wh÷1,000=約0.3kWh

1kWhあたりの電気代の目安は31円です。したがって、フル充電したときの電気代は約9.3円かかります。

待機電力に対する電気代

ロボット掃除機には、充電時にも待機電力がかかり続けています。例えば、業務用の小型機種の場合、平均的な待機電力は1W前後です。したがって、稼働させていなくてもかかる1日あたりの電力量は24Wh(0.024kWh)となります。つまり、待機電力によって生じる電気代は、1日に約0.74円です。

人件費・外注費と比べたロボット掃除機の電気代

人件費・外注費と比べたロボット掃除機の電気代

上記で算出した業務用ロボット掃除機の電気代を踏まえ、清掃の外注や専門スタッフの雇用と比較してみました。

清掃の外注費との比較

清掃の外注にかかる費用の相場は、週1回あたり15,000〜20,000円です。ロボット掃除機の1回あたりの電気代は50円以下なので、外注と比べ圧倒的にリーズナブルだといえます。

清掃の人件費との比較

清掃スタッフ1人あたりにかかる人件費は、月額21万〜22万円程度です。くわえて、年間賞与・その他特別給与額として、19万〜20万程度がかかります。また、1日8時間かつ週3回勤務のアルバイトスタッフを雇用する際にかかる人件費の相場は、月10万円〜です。対して、ロボット掃除機だと、1カ月の間毎日稼働させても電気代は1,000円前後であり、極めて経済的だということが分かります。

業務用ロボット掃除機の電気代が上がる5つの要因と対策

業務用ロボット掃除機の電気代が上がる5つの要因と対策

業務用清掃ロボットの電気代は、次の5つのポイントによって左右されます。

  • 稼働時間
  • 清掃モード
  • 本体の重量とバッテリー容量
  • 床材
  • 機体にかかる負荷

稼働時間

単純に、ロボット掃除機の稼働時間が長いほど、その分の電気代も上がります。なお、1時間あたりの清掃範囲は、小型が100m2以下、大型で400m2以上が目安です。同じ稼働時間でも、大型のほうが広範囲を清掃できるため、コストパフォーマンスがよくなります。

したがって、ロボット掃除機を効率よく稼働させるには、適切な機種選定が大前提です。広い範囲を効率よく清掃できるパワフルな機種を選定すれば、清掃時間の短縮につながります。ロボットなら時間にかかわらず稼働させられるため、電力量料金が安い時間帯に清掃スケジュールを設定するのもおすすめです。

また、ロボット掃除機の稼働時間を短縮するには、スムーズに移動できる動線づくりが欠かせません。障害物の多い環境は、動作の妨げとなり、稼働時間の延長や途中停止による作業遅延の原因になります。コード類はまとめ、吸引が難しい大きなゴミはあらかじめ取り除くほか、緩やかな傾斜のスロープ設置で段差を極力なくしましょう。フロアをロボット掃除機が稼働しやすい環境に整えることで、スムーズな動作の確保と、電気代の最適化につながります。

清掃モード

ロボット掃除機には、さまざまな清掃モードが搭載されています。清掃モードによって、消費電力が異なり、電気代も変わります。一般的に、最も消費電力が大きい機能は、出力の大きなバキュームモード(吸引)です。バキュームモードに次いで、ダストモップモード(乾拭き)、掃き機能の順に高出力となり、消費電力も多くなります。

そのため、ロボット掃除機の電気代を抑えるには、導入場所に応じた清掃管理が重要です。床材や汚れの種類に合わせたモードとルート、清掃頻度に設定することで、無駄な電力消費が防げます。

本体の重量とバッテリー容量

本体の重量が重いと、移動や段差の乗り越えにパワーが必要なので、消費電力が多くなります。つまり、軽量モデルのほうが稼働時の電力効率がよいということです。

また、バッテリー容量の大きなロボット掃除機は、長時間の稼働が可能です。しかしその分、消費電力も多くなり、電気代が高くつきます。またバッテリーの容量が大きいほど、充電も長時間です。結果として、多くの電気代がかかります。

小型のロボット掃除機なら、導入費用がリーズナブルなうえ、本体重量が軽く、小回りが効いて効率よく清掃できます。清掃範囲にもよりますが、小型機種を選定することで、導入・運用のいずれのコストも最小限に抑えられるでしょう。

床材

意外に知られていませんが、床材の種類によっても、ロボット掃除機の電気代が変わります。例えば、タイルカーペットのような布製の床材は、移動時の摩擦が強くなるため、多くのエネルギーが必要です。一方、ビニル床材やなめされた木材、石材などの床材は滑りがよいので、少ないエネルギーで効率よく移動できます。

したがって、ロボット掃除機を導入する際は、フロア床材との相性や清掃範囲の広さ、汚れの種類に合わせて機種を選択することが大切です。多機能機種を選定すれば、1台で幅広い場所の清掃がまかなえるでしょう。

機体にかかる負荷

ロボット掃除機に負荷がかかると、その分無駄な動作が生じ、結果としてエネルギー消費量も増えてしまうことがあります。機体に負荷をかける代表的な要因は、ブラシの汚れやフィルターの目詰まりなどです。

清掃後のゴミは、その都度回収しましょう。清掃からゴミ回収まで自動でこなす機種なら、日常的なメンテナンスの手間が省けます。また、汚れ具合にもよりますが、消耗品は数年に1回は交換してください。付属品を定期的に取り替えることで、稼働時の負荷が減らせます。適切にメンテナンスを行っていれば、効率よく清掃できるようになり、電気代も節約できるでしょう。

まとめ

業務用ロボット掃除機の稼働1時間あたりの電気代は小型だと1円以下、大型でも30円程度です。なお、充電時には10円以下、待機電力は1日あたり1円以下の電気代がかかります。稼働時間やモード設定を調整するほか、適切な機種選定と定期的なメンテナンスで、運用にかかる電気代を合理化しましょう。

自社に最適な業務用ロボット掃除機選びは「ROBOTI(ロボティ)」におまかせください。機種の提案から導入サポート、保守運用などのアフターフォローまで、一気通貫で支援します。リーズナブルかつコンパクトでどのような現場でも使い勝手のよいオリジナル機種をはじめ、多彩な業務用ロボット掃除機をご用意しました。運用に関する疑問・質問のほか、導入時に使える助成金・補助金の情報も提供しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

ROBOTI編集部

【業務用ロボット営業担当】T.K

清掃・配膳など、業務用ロボットの分野で豊富な経験を持つ営業担当。各業界の人手不足やDX推進を背景に、ロボットの導入・活用の最新動向を発信。現場のリアルな事例を交えながら、実際の運用に役立つ情報をお届けします。

【業務用ロボット営業担当】T.K

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