社内稟議がスムーズに進む!業務用清掃ロボットの費用相場と投資対効果シミュレーション方法
2026.10.30
目次
施設運営において人手不足や人件費高騰が続く中、清掃ロボットの導入を検討しつつ、「清掃は自動化したいが費用相場がわからない…」 「施設や店舗に導入したいが上司を説得するのがむずかしい…」といった、コスト面や社内稟議の壁に悩むご担当者様は少なくありません。
そこで本記事では、業務用清掃ロボットの価格相場からランニングコスト、投資対効果(ROI)のシミュレーション方法まで詳しく解説。さらに、決裁者を納得させる稟議のポイントや無料の稟議書フォーマットも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
業務用清掃ロボットの費用相場は?購入とレンタルの違い

業務用清掃ロボットの検討を進めるにあたり、まず把握しておきたいのが全体のコスト感です。自社の施設タイプや運用方針に照らし合わせながら、全体的な費用相場を以下の比較表で確認していきましょう。
1.清掃ロボットの費用相場
清掃ロボットの導入費用は、「購入かレンタルか」という契約形態だけでなく、施設環境に適した「機器サイズ」によっても大きく変動します。
| 比較項目 | 購入(小型・大型) | レンタル(小型・大型) |
|---|---|---|
| 本体費用 | 小型:約10〜30万円 大型:約300〜500万円 | 小型:0円 大型:0円 |
| 月費用 | 小型:約2,000〜5,000円 大型:約1.5〜3万円 ※ランニングコストのみ ※大型機はバッテリー容量が大きく、消耗パーツも大きいため、交換費用が上がります。 | 小型:約1万円〜3万円 大型:約3万〜15万円 ※本体代+保守込み |
| 適した 導入施設 | 小型:まとまった設備予算があり、同じ店舗で長期的に(3年以上)使ってコストを抑えたい 大型:広いフロアを一気に清掃し、会社の固定資産として所有したい | 小型:初期費用0円で抑え、まずは数店舗で手軽にお試し・効果検証したい 大型:初期費用をかけず、毎月の支払いを全額経費処理(損金化)しながら運用したい |
2.「購入」か「レンタル」はどう選ぶべき?

最適な契約形態を選ぶ基準は、「初期予算の確保」と「会計処理の方針」の2点です。自社の資金計画や運用スタイルに合わせて選択しましょう。
<購入が適しているケース>
すでにまとまった設備予算があり、3年以上の長期運用を見込んでいる場合に適しています。初期費用は発生しますが、稼働期間が長くなるほど1か月あたりの実質負担が下がり、トータルコストを抑えられます。資産として所有し、減価償却で会計処理したい企業に最適です。
<レンタルが適しているケース>
初期投資を抑えてスモールスタートしたい場合や、多拠点へ展開したい場合に適しています。初期費用を抑えられるだけでなく、月々の費用を全額経費処理できます。保守や故障時の代替機対応が含まれるため、突発的な修繕コストを回避したい企業に最適です。
見落としがちな、清掃ロボットの「ランニングコスト」

検討を進める上で忘れてはならないのが、運用開始後に継続して発生する「ランニングコスト」。初期費用や月額料金だけを見て導入計画を立ててしまうと、後から「思っていたより毎月の維持費がかかる…」と想定外の出費を引き起こす原因となります。
そこで本章では、清掃ロボットのランニングコストを構成する、2種類のコストを押さえておきましょう。
1.毎月・毎年の定期ランニングコスト
ロボットを日常的に稼働させ、正常な運用状態を維持するために固定的に発生する費用です。
・電気代・水道代・通信費【目安:月額 約1,000円〜3,000円】
毎日の充電にかかる電気代、床洗浄モデルの給排水費用、遠隔管理用SIMの通信費など
・保守点検・延長保証費用【目安:月額 約4,000円〜1.2万円】
機器のトラブルを防ぎ、安定稼働を維持するためのメーカー定期点検料や保証加入費
※下限:年間50,00012ヶ月=4,167円 約4,000円 / 月
上限:年間150,00012ヶ月=12,500円 約1.2万円 / 月
2.交換パーツ・消耗品コスト
使用に伴う摩擦や経年劣化に応じて、定期的なパーツ交換・メンテナンスが必要となる変動費用です。
・清掃用パーツ(ブラシ・パッド・スクイジー等)【目安:月額 約2,000円〜4,000円】
床面との摩擦により徐々に劣化するため、数ヶ月〜1年ごとの定期的なパーツ交換
※下限:年間25,00012ヶ月=2,083円 約2,000円 / 月
上限:年間50,00012ヶ月=4,167円 約4,000円 / 月
・駆動用バッテリー【目安:月額 約2,000円〜4,000円】
充放電の繰り返しによるバッテリー劣化に対応するための、2〜3年周期での交換費用
※3年交換の場合(6万円想定):60,00036ヶ月=1,666円 約2,000円 / 月
2年交換の場合(10万円想定):100,00024ヶ月=4,166円 約4,000円 / 月
これらを合わせた実質ランニングコストは、月額換算で1〜2万円程度と試算しておくと安心です。
数字で可視化!投資対効果のシミュレーション方法
費用全体を把握した後は、ロボット導入により「年間でどれだけの人件費を削減できるか」という投資対効果(ROI)の検証へ進みます。試算は以下の通りです。
<年間削減人件費の計算式>
削減される清掃時間(時間/日) × 清掃スタッフの時給(円) × 年間稼働日数(日) = 年間削減人件費(円)
【シミュレーション事例】ホテルのロビー(約200㎡)での試算

具体例として、1日45分(0.75時間)の床清掃作業が発生しているホテルのロビー(時給1,200円、年間300日営業)で試算します。
- 従来の年間人件費:0.75時間 × 1,200円 × 300日 = 年間27万円
- 小型ロボットレンタル導入:月額1.5万円+ ランニングコスト年間3万円 = 年間21万円
この場合、導入初年度から年間6万円の純コスト削減効果を生み出すことができます。
さらに、ロボット導入を機に「水拭き」まで自動化させ、これまで手が回らなかった作業も含めて1日60分の手作業を置き換えられた場合、浮く人件費は年間36万円(1時間 × 1,200円 × 300日)に拡大。ロボット費用(年間21万円)を引いても、年間15万円のコスト削減効果を生み出すことができます。
仮に直接的なコスト削減額がわずかであっても、年間225時間分(45分×300日)の浮いた時間を「フロントでの丁寧な接客」や「チェックイン前後の荷物預かり・観光案内」などの高付加価値業務へ充てられるため、顧客満足度の向上やリピート率向上につながります。
自社で検討する際は、まず「毎日何時間の作業をロボットへ置き換えられるか」を整理し、上記の計算式に当てはめて試算してみることが重要です。
担当者必見!社内稟議をスムーズに通す3つのポイント

投資対効果が見えても、決裁者へそのまま提示するだけでは稟議がスムーズに通るとは限りません。ここでは、社内稟議を滞りなく承認へ導くための3つのポイントを解説します。
1.「採用難の解消」と「採用コスト削減」を提示する
現在、清掃業界は求人を出しても人が集まりにくい状況が続いています。清掃スタッフを1人採用するだけでも、求人サイト掲載費や選考の手間で「1人あたり数十万円」のコストがかかることも。そのため稟議では、「毎月の人件費が浮く」という話だけに留めず、「人を新たに採用するコストや手間も浮く」という視点で伝えるのがポイントです。
2.「定性的メリット」を添える
定量的なコストカットに加え、定性効果を添えることで提案の重みが増します。 人の手による清掃は熟練度や体調で品質にバラつきが生じやすい一方、ロボットなら常に均一なクオリティを維持できます。また重労働である床清掃からスタッフを解放することで労働環境が改善され、離職防止や顧客満足度の向上につながります。
3.「公的補助金・助成金」などの活用プランを提示する
会社としての「最初の持ち出し費用」を抑える具体的な手段をセットで提示すると、決裁者の資金的な心理ハードルが一気に下がります。たとえば、人手不足解消を目的とした「中小企業省力化投資補助金」などの制度を活用すれば、機器本体や導入費用の一部が国から補助されます。稟議書には定価だけでなく、「補助金を活用した場合の、会社の実質負担額シミュレーション」を添えて提案するのが良いでしょう。
【10秒でチェック!】無料料金シミュレーション

「まずは手軽に削減効果やおすすめのロボットを確認したい」という方は、Web上で完結するROBOTIの無料料金シミュレーターが便利です。店舗・施設のご利用環境を入力するだけで、ロボット導入時のコスト削減効果とおすすめ製品を自動で算出します。
※本シミュレーターは、主に飲食店舗やホテル等でニーズが高い「小型清掃ロボット」を前提とした試算結果が出力されます。大型清掃ロボットをご検討中の方は、ROBOTIまでお気軽にご相談ください。
【まとめ】ROBOTIなら機種選定から運用サポートまでまるっと対応

ここまで業務用清掃ロボットの費用相場や投資対効果の計算方法、社内稟議のポイントについて解説してきました。清掃ロボットの導入を成功させるには、単に価格を比較するだけでなく、自社のフロア環境や店舗レイアウトに合わせた機種選びと現場への確実な運用定着が不可欠です。
ROBOTIは、清掃ロボットをはじめとして、配膳・運搬・窓拭きロボットといった豊富なラインアップを取り揃えています。施設に合った機種選定はもちろん、無料トライアルや運用定着に向けたマニュアル作成・運用体制の検討まで丁寧に伴走してサポートします。
「自社の店舗に合うロボットを知りたい」「専門スタッフの力を借りながら自社の投資対効果を確認したい」という方は、ぜひお気軽にROBOTIまでお問い合わせください。



































