オフィスの大掃除をもっと楽に!清掃ロボットで床清掃を自動化
2025.10.21
目次
年末や年度末に多くの企業で恒例となっている「大掃除」。
オフィスを訪問すると、担当者の方からよく耳にするのが「会議室や通路の床が広すぎて雑巾掛けに時間がかかる」「人手不足で清掃に回せる社員が限られている」「仕上がりにムラが出て満足できない」といった声です。
近年、この課題を解決する手段として注目されているのが清掃ロボットです。特に水拭き対応の小型モデルは、従来の雑巾掛け作業を代替できる存在として広がりを見せています。本記事では、日々オフィス清掃をサポートしてきたROBOTIスタッフの視点から、大掃除の課題と解決策、最新の清掃効率化について詳しく解説します。
オフィスの大掃除はなぜ大切?職場環境に及ぼす影響

私たちがオフィスの清掃支援をするなかで感じるのは、大掃除が単なる「年末行事」ではないということです。床やOA機器周りに蓄積した汚れは、社員の快適性や健康、さらには来客時の印象にも直結します。現場でお客様からいただく声には、「清掃が行き届かないと社員の集中力も下がる」というものも。大掃除は職場環境をリセットし、企業活動を支えるための大切な投資です。
たとえば、床のほこりやカビはアレルギーや体調不良を引き起こしやすく、生産性を下げる要因となります。政府の「オフィス改革ガイドブック」(令和7年3月)でも、働き方改革の一環として、オフィスの物理的環境整備(清潔で整った空間づくり)が行政機関でも重視されており、業務効率・働きやすさ向上への投資として位置付けられています。
こうしたデータからも、清掃や環境整備は一度きりの行事ではなく、日々の生産性や社員の働きやすさを左右する継続的な取り組みだとわかります。
成功するオフィス大掃除の4ステップ

清潔なオフィス環境が生産性や企業の印象に直結することを踏まえると、大掃除を効率よく進めるための段取りが欠かせません。場当たり的に作業を始めてしまうと手間や時間が余計にかかり、かえって社員の負担を増やしてしまいます。
ここでは、オフィスや店舗の大掃除を効率的に進めるためのポイントを、4つのステップに沿って紹介します。
1.計画立案:清掃エリアと担当者を決める
全体を一度に片付けようとすると混乱するため、会議室・通路・休憩スペースなどのゾーンごとに区切り、担当者を割り振るのが効果的です。
2.整理整頓:不要品を処分し、床を広く確保
古い書類や使わない備品を事前に廃棄・収納することで、清掃作業の効率が格段に向上。清掃前の段階で、床が見える状態にすることがポイントです。
3.清掃作業:雑巾・モップ掛けを中心に実施
上から下へ、奥から手前へと順番を決めて進めると汚れの再付着を防げます。床の雑巾掛けは負担が大きいため、ロボット清掃を組み合わせるのも有効です。
4.仕上げ確認:汚れ残りや安全面を最終チェック
清掃後は床の滑りや残った洗剤を確認し、事故防止の観点からも最終点検を行います。可能であれば複数人でクロスチェックすると安心です。
この流れを押さえることで、大掃除を効率的かつ安全に進めることができます。
人手・業務委託・ロボット清掃 ― 貴社に最適なのはどれ?
年末や年度末の大掃除を進めるうえで、どのような方法が最も効率的なのでしょうか。オフィス清掃の体制には、「自社スタッフによる清掃」「清掃業者への委託」「ロボットによる自動清掃」の3つの選択肢があります。それぞれに向いているシーンや得意分野が異なるため、ここでは大掃除を行う際にどの方法が適しているかを整理しました。
【自社スタッフ】― 柔軟に対応できるが、時間と労力がかかる

自社スタッフが行う清掃は、最も取り組みやすい方法です。自分たちのペースで進められる一方、広いフロアの雑巾掛けや什器の移動など、体力的な負担が大きく時間もかかります。また、清掃品質が担当者の感覚に左右されやすく、仕上がりにムラが出る場合もあります。
<こんなオフィスにおすすめ>
・小規模で清掃範囲が限られている
・社員全員で環境整備の意識を共有したい
・コストを最小限に抑えたい
【業務委託】― プロ品質で短期間に仕上がるが、費用がかかる

専門業者への依頼は、短期間で確実に仕上げたい企業におすすめの方法です。床の洗浄やガラス・換気口など、専門的な機材が必要な清掃も任せられるため、社員が本業に集中できます。一方で、年末は依頼が集中しやすく、スケジュール調整やコスト面に課題が生じることも。清掃費用の目安は1時間あたり2,000〜3,500円程度で、1回の大掃除なら数万円規模、定期契約の場合は年間10〜30万円前後になるケースもあります。
<こんなオフィスにおすすめ>
・年末や移転前など、徹底的な清掃が必要な時期がある
・床以外にもガラス・換気口など専門清掃が必要
・確実に品質を担保したい
【ロボット清掃】― 日常清掃を自動化し、効率とコストを両立

大掃除の中でも特に負担が大きいのが床清掃ですが、この作業を自動化できるのが清掃ロボットです。水拭き対応の小型モデルなら、会議室や通路の床を自動で往復し、ほこりや軽い汚れを効率的に除去します。大掃除前の整理整頓や什器清掃と並行して床を清潔に保てるため、作業全体の時間短縮にもつながります。
<こんなオフィスにおすすめ>
・清掃人員の確保が難しい
・会議室や通路など広い床面がある
・大掃除に頼らず、毎日きれいな状態を維持したい
このように、大掃除は清掃場所ごとに最適な方法があります。最適な清掃方法を見極め、それぞれの長所を活かすことで、社員の負担を減らしつつ「清潔が続く職場」を実現できます。
大掃除の注意点と必要な道具リスト

さらに作業をスムーズに進めるためには、道具の使い分けが欠かせません。ただ準備するだけでなく、それぞれの役割と注意点を理解して活用することで、清掃の質も大きく変わります。
<雑巾、モップ、バケツ>
床や机の拭き掃除の基本となる道具です。バケツに水や洗剤を入れて雑巾を濡らし、広い範囲はモップで仕上げると効率的に進みます。
注意点
雑巾やモップはこまめに絞らないと汚れを広げてしまう原因になります。使い終わったら洗って乾かし、雑菌の繁殖を防ぐことも大切です。
<中性洗剤、除菌クリーナー>
皮脂汚れや食べ物のシミなど、普段の掃除では落ちにくい汚れを分解するのに役立ちます。オフィスのデスクや床材に使ってもダメージが少ないのが中性洗剤です。
注意点
洗剤を濃いまま使うと床材や家具を傷めることがあります。必ず希釈方法を守り、拭き残しがないように仕上げに水拭きをしましょう。
<ゴム手袋、マスク>
清掃作業中の安全と衛生を守るために必須です。洗剤による手荒れや、ほこり・カビを吸い込むことを防ぎます。
注意点
ゴム手袋は作業に合わせて厚手・薄手を使い分けるのがおすすめです。マスクも布ではなく不織布タイプを使うと、より効果的に粉じんを防げます。
<掃除機、ポリッシャー>
大きなゴミやほこりを効率よく吸引し、ポリッシャーは床の黒ずみや広範囲の汚れを一気に落とせます。
注意点
掃除機はフィルター清掃を怠ると吸引力が落ち、かえって時間がかかります。ポリッシャーは強い洗剤と併用すると床を傷める恐れがあるため、床材に合わせたブラシやパッドを選びましょう。
このように、基本の道具を正しく使い分けることで、大掃除の仕上がりが格段に変わり、清潔で安心できるオフィス環境を実現できます。
業務用清掃ロボットならROBOTI

ROBOTIでは、人手不足や省スペースの現場に特化した小型清掃ロボットを展開しています。特におすすめのロボットは、オフィス特有の課題に対応した小型モデル「RACLEBO slim pro」です。
- 直径33cm/高さ8.6cmで椅子下やOA機器周りにも入り込む
- 吸引+水拭き同時作業で軽度〜中度の黒ずみを日常的に除去
- ホテルや飲食店など汚れの多い現場での導入実績も豊富
- 補助金活用・月額レンタルで導入コストを抑えられる
このロボットは、水拭き機能を備えているため、従来の雑巾・モップ掛けを代替しながら常に清潔な床を維持できます。毎日の自動稼働で汚れをため込まず、大掃除に依存しないオフィス環境づくりを実現できるのが最大の魅力です。
【まとめ】最適な方法で大掃除を成功させよう!
オフィス大掃除は、環境改善と企業価値向上につながる重要な取り組みです。従来は人手で雑巾掛けを行うか、清掃委託に頼るしかありませんでした。しかし今は ロボットという第三の選択肢 があります。
ROBOTIの小型清掃ロボットを導入すれば、日々の床清掃を自動化でき、結果的に「大掃除に頼らなくても清潔を維持できる環境」をつくることが可能です。また、清掃対象エリアのヒアリングから機種提案、トライアル、補助金申請支援まで、一貫してサポートも実施。レンタルでの導入にも対応しています。オフィスの清掃でお困りの方は、ぜひお気軽にROBOTIまでご相談ください。




























