
オフィス清掃にはいくらかかる?費用相場・料金単価表とサービスの選び方を紹介
2025.06.06
目次
従業員のパフォーマンス向上には、清潔で快適な環境整備が不可欠です。しかし、従業員に清掃業務までやらせると、本業に支障をきたしかねません。
そこで選択肢となるのが、清掃業者への委託と清掃スタッフの採用、設備投資の3つの手段です。清掃方法の選定の際、気になるのが費用面。できる限り費用を抑えて清掃を行いたいですよね。
今回は、オフィス清掃の方法とそれにかかる費用、オフィスクリーニング・ビルメンテナンスの料金単価の相場について徹底解説。自社に最適な清掃方法の選び方もお伝えします。
【ケース別】オフィス清掃費用の相場

オフィス清掃の費用相場を3つのケースに分けて解説します。
オフィス清掃業者に業務委託する場合
オフィス清掃の外注では、利用回数によって料金が決められているケースが多い傾向にあります。清掃業者へ業務委託する際の費用相場は、以下のとおりです。
週あたりの利用回数 | 料金の相場価格 |
---|---|
週1回 | 15,000円〜20,000円程度 |
週2回 | 25,000円〜30,000円程度 |
週3回 | 35,000円〜45,000円程度 |
週4回 | 40,000円〜55,000円程度 |
週5回 | 55,000円〜65,000円程度 |
なお清掃回数の目安は、下記をご参照ください。
- 100m2程度の小規模オフィス:週1回〜
- 約300m2の中規模オフィス:週4〜8回
- 600m2以上の大規模オフィス:週8〜20回
また、清掃業者や地域によっても料金が異なるため、複数者へ相見積もりをとり、清掃内容と照らし合わせて比較・検討するとよいでしょう。
オフィス清掃スタッフやアルバイトを雇い入れる場合
2024年の賃金構造基本統計調査の速報によると、ビル・建物清掃員へ決まって支給する現金給与額は月21万〜22万円程度です。上記にくわえ、年間賞与その他の特別給与額として19万〜20万程度が支払われています。
一方、オフィス清掃のアルバイト1人あたりにかかる賃金は、地域にもよりますが、時給1,000円〜2,000円+交通費が相場です。仮に1日8時間、週3回勤務のスタッフを雇用する場合、1人あたりの賃金相場は、少なくとも月100,000円以上となります。
さらに、週30時間以上勤務するスタッフは厚生年金保険・健康保険に加入させる必要があるため、その分の保険料の負担も必要です。
業務用清掃ロボットを導入する場合
清掃ロボットの費用は、購入とレンタルによって料金相場が異なります。
業務用清掃ロボットを購入する場合、初期費用として数十万円〜の負担を要します。高性能な大型清掃ロボットだと、数百万円以上かかることもあるでしょう。イニシャルコストは高額になるものの、以後のランニングコストが最小限になるため、長い目でみてコストパフォーマンスが抜群です。また購入の際は、補助金や助成金が申請できる場合があり、活用すれば費用負担が大きく抑えられます。
レンタルの場合の費用相場は、初期費用+月額数千円〜です。初期費用を分割して月額に反映させているサービスも多く、まとまった予算の用意が難しい場合でも導入しやすい料金体系となっています。またレンタルは、寿命・故障、契約更新のタイミングなどで、より高性能な機種へ乗り換えられる点もメリットです。
あわせて、購入・レンタルのいずれの場合も、フィルターやブラシなどの消耗品費が定期的にかかります。トイレやシンクなど特殊な場所の清掃はロボットでは難しいため、人の手と組み合わせることで、外注・委託費用を最適化できるでしょう。
オフィスの日常清掃アウトソーシングの料金単価表

オフィスの日常清掃を外注する場合、清掃箇所の広さや業務量によって料金が変わります。定期契約や複数箇所の清掃などにより、料金が安く設定されているケースもありますが、一般的な料金相場は次のとおりです。
清掃範囲 | 料金相場 |
---|---|
フロア・カーペット清掃 | 20,000円〜/100m2あたり |
オフィスファニチャー清掃 | 3,000円〜/1台あたり |
トイレ清掃 | 5,000円〜/1基あたり |
以下で、上記それぞれの詳細をみていきましょう。
フロア・カーペット清掃
フロア清掃の費用相場は100m2あたり20,000円〜です。カーペット清掃だと少し金額が上がり、25,000円〜が相場となります。さらに、フロアの剥離や研磨、カーペットの洗浄といった定期・特別清掃に該当する清掃内容の場合は料金が別途加算されます。汚れがひどいと上記の2倍の金額になることもあるため、日常的に清潔にしておくことが大切です。
オフィスファニチャー清掃
デスクやチェア、シェルフなどのオフィスファニチャーの清掃にかかる費用相場は、1台あたり3,000円〜です。周辺環境や業務内容にもよりますが、オフィスファニチャーはひどく汚れることがあまりありません。そのため、日常的に個々の従業員がきれいに使用するよう心がけることで、専門的な清掃の頻度が減らせるでしょう。
トイレ清掃
便器や手洗い場、トイレ床の清掃および備品の補充を清掃業者へ委託する際にかかる費用の相場は、1基あたり5,000円〜です。トイレは汚れやすく、清掃の負担も大きいことから、外注もしくは業務委託でまかなうことが推奨されます。そのため、ほかの箇所の清掃効率をいかに改善するかが清掃コスト削減のポイントです。
オフィス清掃費用の決定方式

オフィスの清掃費用は、次の計算式で算出できます。
清掃時間 × 清掃スタッフおよび機器の数
上記の金額は、オフィスの規模や清掃箇所、工程・工数、頻度によって上下します。また、月に数回の定期清掃や年に1〜2回程度の特別清掃は、上記とは別途加算です。
オフィス清掃費の削減には、清掃時間・人員のいずれか、もしくは両方を見直す必要があります。ただし、すべて一律にカットするだけでは不十分。なぜなら、オフィス清掃費の大部分を占めるのは、人件費だからです。一方、掃除機といった設備費は、一度導入してしまえばその後のランニングコストがリーズナブルなので、コストパフォーマンスに優れます。
重要なのは、清掃品質を保ちつつ、いかにして省人化するかということです。清掃設備をグレードアップするとともに、場所や汚れ具合に応じて頻度や内容を調整し、清掃作業を最適化することが推奨されます。
オフィスの清掃方法を選ぶ基準となるポイント

自社オフィスの清掃方法を検討する際は、次の2つのポイントに着目してください。
- 費用対効果
- 作業効率
費用対効果
清掃方法は、費用対効果の高さで選びましょう。単価の安さだけで選ぶと、作業品質がよくなかったり、清掃の内容や範囲が限定的だったりすることがあるほか、トラブルの元にもなりかねません。
どのような作業が行えるのかや清掃の精度をきちんと確認したうえで比較・検討すれば、清掃費用のコストパフォーマンスを最大化できるはずです。
作業効率
清掃は、どのような手段であっても、作業効率の高さが重要です。短時間で効率よく清掃が済ませられれば、その分費用も抑えられます。
ただし、作業スピードだけで清掃方法を選ぶと、品質がともなっていない場合があるため要注意。導入する清掃機器やスタッフの能力を把握し、効率よく作業がこなせる手段を選定しましょう。
オフィスクリーニングはROBOTIの清掃ロボットにおまかせ!
オフィス清掃の品質向上と効率化を低コストで両立させたいときは、業務用清掃ロボットの導入をおすすめします。
業務用清掃ロボットを導入すれば、24時間365日いつでもあらゆる場所の清掃が単機もしくは数台で完結。清掃から日々のメンテナンスまで全自動であり、ボタン一つで手間いらずです。清掃品質も均一で、一度導入すれば継続して運用できるため、スタッフ採用や外注費と比べて圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
業務用清掃ロボット導入を検討している場合は、ぜひ「ROBOTI(ロボティ)」へご相談ください。

ROBOTIのメリット
「ROBOTI」の特長は、最適な機種やプランの選定から導入時の初期設定、運用開始後の保守サポートまで一気通貫のサポート体制。トライアルとPoC(効果検証)を実施し、現場との相性や費用対効果を確かめてから導入できます。助成金・補助金に関する相談受付・アドバイスも実施していますので、費用を抑えて賢く運用を始めましょう。
業務用清掃ロボットの品揃えは業界トップクラス。オフィスの規模や用途に合わせて選べます。
小規模オフィスに最適な清掃ロボット
フロア面積150m2以下の小規模オフィスに最適なのは、ROBOTIオリジナルの2種類の業務用清掃ロボットです。
- RACLEBO slim pro
- RACLEBO slim
RACLEBO slim pro

吸引・水拭き清掃が可能な家庭用サイズの業務用清掃ロボットです。コンパクトで小回りが利くので、デスクやイスの下といった細々とした場所にもスイスイ入り込み、全自動で清掃します。
RACLEBO slim

小ぶりなボディにパワフルな性能を搭載した業務用小型清掃ロボットです。弊社製品の中で最小となるサイズで、低く入り組んだ場所でも止まる心配がありません。
中規模オフィスに最適な清掃ロボット
フロア面積300m2以下の中規模オフィスには、ROBOTIオリジナル機種「RACLEBO」が最適です。
RACLEBO

小型ながら吸引・掃き・拭きの3段階清掃機能が搭載された業務用清掃ロボット。中範囲清掃に対応するロボットの中では圧倒的に小型かつリーズナブルで、導入しやすいと好評です。
大規模オフィスやビルメンテナンスに最適な清掃ロボット
大規模オフィスやエレベーターのあるビルなど、広範囲の清掃には次の機種をおすすめします。
- PUDU CC1
- KIRARA
PUDU CC1

掃き・床洗浄・吸引・乾拭きの4役を1台でこなす、全自動の業務用清掃ロボットです。家庭用の5倍超の優れた吸引力で、広範囲を強力に清掃します。
KIRARA

エレベーター連携対応でビルメンテナンスに最適な業務用清掃ロボット。広範囲の4段階清掃が可能な高性能機種にもかかわらず、一般的なエレベーター連携ロボットの約10分の1の価格で導入できます。
まとめ
オフィス清掃の費用対効果の高さと作業効率のよさで選ぶなら、業務用清掃ロボットの導入がおすすめです。継続的にかかり続ける委託にかかる外注費や専門スタッフ採用の人件費と比べ、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
業務用清掃ロボットの導入を検討している方は、ぜひ「ROBOTI」へおまかせください。豊富なラインナップから課題解決に最適な1台を選定し、導入から保守・運用までワンストップでサポートします。今なら、メーカー直販価格でリーズナブルなオリジナル機種「RACLEBO」シリーズの導入で、2〜3年分の消耗品プレゼントを実施中。無料で相談を受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。