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意外と知らない!?中型業務用清掃ロボットのできること・できないこと

2023.11.16

昨今、AI技術はますます進化し、ロボットにも搭載されて、さまざまな業界で利用されています。その中でもいま、中型の業務用清掃ロボットが飲食店やホテルの清掃で注目を集めています。今回は中型業務用清掃ロボットができること・できないことについてご紹介。業務用清掃ロボットの導入を迷っている方に必見です。
※今回、飲食店やホテルなどにおすすめな当社製品の中型業務用清掃ロボットRACLEBO(ラクリボ)の機能を例に挙げます。

中型業務用清掃ロボットができること

1.掃き・吸い・水拭き清掃が同時にできる

ブラシ・吸引口・モップの機能がついているため、一度の清掃で掃き掃除と吸引、モップがけのすべてが完了します。モップは通常のものと回転式のものがついており、吸引だけでなく水拭き能力が高いので、小さな埃の回収から汚れ落としまで、幅広い清掃が可能。壁まで約3cmの狭い隙間まで綺麗に清掃します。

◎つまり・・・
掃除機とモップがけの両方を行う店舗は、2回分の清掃が一度で完了し、工数を削減できます。人手不足で清掃に多くの人員や時間を割けない店舗・施設におすすめです。

2.大型の業務用清掃ロボットが通れないスペースや家庭用では清掃しきれない面積の清掃ができる

業務用清掃ロボットは、大型のショッピングセンターやレストランでないと導入できないと思っていませんか?中型の業務用清掃ロボットなら、大型の業務用清掃ロボットが通れない狭いスペースも清掃可能です。また、面積が広い店舗でも家庭用ロボットで清掃するのと同じくらいテーブル・椅子の下といった掃除しにくいところまで綺麗にできます。

◎つまり・・・
大型の業務用清掃ロボットを導入するほどの広大なスペースがない、または、細かい部分の清掃が必要なものの、家庭用の清掃ロボットでは清掃しきれない中規模店舗・施設の清掃が可能です。

3.遠隔操作ができる

専用のアプリとロボットにつながるWi-Fiがあれば、スマートフォンやタブレットで遠隔操作が可能なので、清掃箇所にいなくても、いつでも・どこでも清掃状況をが把握できます。

◎つまり・・・
店舗や施設に誰もいない時間帯や他の業務をしている間にも清掃を完了できます。また、急な清掃が必要になった時や中断したい時にもすぐに操作可能です。

中型業務用清掃ロボットができないこと

1.大きなゴミは吸い込めない

Tissue paper trash on the floor

スティック型の掃除機と同様に、業務用清掃ロボットもペーパーナプキンやレシートなど大きなゴミや食べ物は吸引することができません。また、爪楊枝は掃除機の吸引口と並行に落ちていれば吸い込めることもありますが、斜めや縦になっていると詰まってしまったり、吸引できない場合が多いため、事前に人の手で取り除くことをおすすめします。

◎つまり・・・
業務用清掃ロボットは、スティック型の掃除機で吸引できるものは同じく吸引可能です。加えて、水拭きや洗剤を使用した洗浄も可能なため、掃除機や人では取り除ききれない微細なほこりや汚れも取り除き、綺麗にすることができます。

2.0.5〜1.5cm以上の段差は乗り越えられない

業務用清掃ロボットについているセンサーによって障害物を避けることは可能ですが、0.5〜1.5cm以上の段差や階段は乗り越えられない場合があります。

◎つまり・・・
0.5〜1.5cm未満の段差であれば清掃可能です。また、これらの段差をどうしても段差を乗り越えたい時は、簡易なスロープを設置することで解決できることもあります。

3.ゴミの検知ができない

人であればゴミや汚れを認識し、それが取れるまで清掃できますが、清掃ロボットは自己判断でゴミや汚れが完全に取り除けるまでの清掃はできません。人のように臨機応変な対応は難しいのです。

◎つまり・・・
人がロボットの清掃エリアを事前に専用アプリで指定し、特に汚れがひどい場所に重点的な清掃頻度を設定することで、汚れた箇所も綺麗に清掃できます。​​重点的に清掃したい場所は最大4回清掃を行うことが可能です。

専用アプリで店舗・施設のマップを作成し、清掃範囲を色分けすることで、各範囲の清掃回数を指定できます。とくに汚れがひどい箇所の清掃回数を増やすことで必要な箇所を必要な分だけ効率的に清掃できます。

清掃範囲を色分けしたマップの様子 ※あくまでもイメージです

まとめ

業務用清掃ロボットは、掃除機が吸い込めないものを全て吸い込めたり、圧倒的なスピードで清掃を完了できるわけではありません。人に代わり自動で清掃業務をしてくれるロボットであり、決められた時間内に同じクオリティで清掃できることが強みになります。清掃作業の自動化により、人の手配・清掃工数削減やスタッフの負担軽減に貢献することで、従業員は本来の専門性をさらに発揮でき、お客様の満足度を高められるのです。

中型業務用清掃ロボットができること

①掃き・吸い・水拭き清掃が同時にできる
②大型の業務用清掃ロボットが通れないスペースや家庭用では清掃しきれない面積の清掃ができる
③遠隔操作ができる

中型業務用清掃ロボットができないこと

①大きなゴミは吸い込めない
②0.5〜1.5cm以上の段差は乗り越えられない
③ゴミの検知ができない

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